この記事ではこちらで紹介したカードワンドの２「２ of WANDSについて詳しく解説していきます。
ワンドの２「２ of WANDSの基本的な意味
◆ 正位置
- 計画・展望・未来志向
- 構想を練る・可能性を探る
- 選択の時・広い視野での判断
- 目標に向けた準備・実現に向けた基盤づくり
◆ 逆位置
- 優柔不断・迷い・決断力の不足
- 計画倒れ・展望の曖昧さ
- 機会を逃す・方向性の不明瞭さ
- 自信の欠如・踏み出せない状態
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 選択に悩むのは「視野が広い証拠」
- 慎重な計画が後の成功につながる
- 今はまだ準備期間、自分の軸を定めるチャンス
- どちらかを選ばず、両方の可能性を検討する柔軟さが活きる
カードに含まれるモチーフ・数字の意味
◆ 主なモチーフと意味
- 男性が世界を象徴する地球儀を持ち、遠くを見ている：未来の展望、国際的視野、可能性の広がり
- 二本のワンドのうち一方は手に持ち、もう一方は壁に固定されている：選択肢・決断の時、過去と未来の比較
- 城壁の上から遠くの地平線を見る：現状に満足せず、外へ出る意欲
◆ 数字「2」の意味
- 二者択一・選択・協力・調和
- 新たな方向性を考えるタイミング
- 「1」で生まれた情熱を現実に落とし込むための「展望と計画」
仕事運における意味
◆ 正位置
- 新規プロジェクトの構想段階
- 転職・独立など新しい方向への模索
- 海外や他業種との関わりが視野に入る
- 今後に向けた計画が順調に進行中
◆ 逆位置
- 進むべき道に迷って決断できない
- 計画が不十分で方向性がぶれる
- アイデアを形にできず焦燥感が生まれる
- 周囲との温度差による足踏み
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 迷っているのは可能性を真剣に考えているから
- 今はアイデアを練り直すことで、より明確なビジョンになる
- 一度立ち止まることで、より確かな方向性を見いだせる
対人運における意味
◆ 正位置
- 新しい関係の構築・パートナーシップの形成
- 対人関係の将来について真剣に考える
- 距離を取った視点で相手を見つめる冷静さ
- 信頼できる協力者との出会い
◆ 逆位置
- 関係の進め方に迷いが生じる
- 意見の相違・目標のずれ
- 相手に対して自信を持てない
- 状況に流されやすくなる
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 距離を取って見つめ直すことで関係が整う
- お互いの違いを尊重する柔軟さを持てる
- 焦らず、今の関係の「意味」を再確認する好機
恋愛運における意味
◆ 正位置
- 恋愛において今後どうするかを考え始める時
- 関係性を一歩進めるための展望が見えてくる
- 海外や遠距離の恋愛、あるいは価値観の違う人との出会い
- 「好き」の気持ちを行動に変えるタイミング
◆ 逆位置
- 相手への気持ちに迷いが出る
- 告白・決断のタイミングを逃す
- 関係の行く先が不透明に感じる
- 理想と現実のギャップに悩む
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 心の整理をすることで、次のステップが明確に
- 無理に進まず、「今の関係」を受け入れることで安定する
- 複数の可能性がある中で「最良の選択」ができる予兆
金運における意味
◆ 正位置
- 将来の収入アップに向けた計画段階
- 投資・副業・新たな収入源の模索
- 長期的な視点でのお金の管理が吉
- 海外との金銭的関係にチャンスあり
◆ 逆位置
- お金の使い道に迷いが出る
- 計画通りに進まず収支のバランスが崩れる
- 無計画な支出・判断ミスの可能性
- 将来への不安が先行しやすい
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 迷いがあるのは賢明な判断の証
- 再度見直すことで堅実な金運アップにつながる
- 「焦らず計画」することで、将来の安定が得られる
「ワンドの2」は「情熱の火種（ワンドのエース）」が現実的な目標として形を帯び始める段階です。まだ始まっていないけれど、「今後どう動いていくか」を決めるとても重要なステージを象徴します。
他の各カードの意味も解説しています。是非読んでみて下さい。
また一連の大アルカナ小アルカナのカードについて簡単に紹介している記事はこちらです。
