【誰でもできる】タロットカード占いのやり方

タロット占い実践

【はじめに】タロットカード・タロット占いについての基礎知識の記事でも触れましたが、タロット占いのやり方はとても簡単です。
それは『カードをよくまぜて並べ、引いたカードからインスピレーションを得て問題に対する答えを読み解く』だけ。
…とはいえ、それだけではあまりにも手がかりが少ないと感じ困惑してしまう方が大半でしょう。

この記事では一般的なタロット占いのやり方についての説明、そしてその際用意するとよいものなどを合わせてご紹介しようと思います。

1.用意するもの

  • タロットカード1セット
    (大アルカナ22枚のみでも占うことができます。小アルカナを含めたフルデッキでは枚数が多くて扱えるか不安な場合、大アルカナのみを取り出し用意しておいてもOKです)
  • 自室など一人静かに過ごせる場所+カードを混ぜたり並べたりできるスペース
    (机のほか畳や床でも良いと思いますが、カードを痛めることが心配なら何か布を敷くと長持ちする&扱いやすくなります。ベッドや布団の上などでも構いません)
  • カードの意味を確認できる本やインターネットにアクセスできる端末
    (カードの内容を読み取る手助けをしてくれます)

2.実際の手順:シャッフル・カット・スプレッド・リーディング

こちらのシャッフル・カット・スプレッド・リーディングはタロット占いをする際必ず行う共通の手順です。

  1. シャッフル:カードを裏向きにして円形に広げよく混ぜ合わせます。
    シャッフルする時は占いたい内容を心の中で唱え、よく集中するとよいとされています。直感が冴え、結果をより深く読み取ることができるようです。
  2. カット:混ぜ合わせたカードをひとまとめにし、トランプのように切ります。
    カードを縦向きに持ち直し、まとめたカードを任意の個所で分けて3つの山を作り、それを好きな順番でまたひとまとめにします。
  3. スプレッド:ひとまとめにしたカードを上からめくり、特定の形に並べます。
    めくる際はカードを上下に返さないように気をつけます。(カードの上下の向きで意味が変わってしまう為)
    スプレッドは英語で「広げる」という意味で、タロット占いではカードの並べ方のことを指します。またカードを表側にして並べることを「展開する」といいます。
    一般的には展開する枚数が多くなるスプレッド方法ほど読み取りが複雑化します。
  4. リーディング:展開したカードからインスピレーションやそれぞれに与えられた意味を元に結果を読み取ります。

3.まずは1枚展開法のワンカード(ワンオラクル)で占ってみる

ワンカード(ワンオラクル)というのはカードを1枚めくるだけという最も簡単にできるスプレッドです。上記のカット・シャッフルを実際に行いそのままカードを1枚展開して占ってみましょう。

このワンカード(ワンオラクル)では

  1. 答えが一つのもの
  2. YESかNOかを知りたいとき(カードの正位置が出たらYES、逆位置が出たらNOと判断)
  3. 今日の運勢など判断がつきやすいものや今現在の状況など

を占うことができます。

占う内容を決め、カードを1枚展開することができたらさっそくそのカードにどんな意味が込められているのかをお手持ちの解説書やインターネットで調べてみましょう。当ブログでもカードの意味の一例を載せた記事を用意しています。

ちなみにこちらのワンカード(ワンオラクル)ではもっとラフにカードを選ぶことも可能で、それはカードをシャッフルしまとめた後そのまま縦に持ち替え、横1列にカードが並ぶように山を崩してその中から1枚を直感で選ぶ方法です。

これなら短時間で占うことができるため、一日のはじまりにその日の運勢を占うなどタロット占いを気軽に取り入れられると思います。

その他に用意しておくとよいもの

占いをする際には記録を残せる道具を用意しておくことをおすすめします。
占う度に記録をつけておけばカードの解釈やカードから読み取る力も深まりますし、「あの頃自分はこんな悩みを抱えていたな、あれからこんな風に解決したな」など過去を振り返る貴重な資料にもなります。

予定帳や日記帳などを使っている方はそれらに書き加えるのも良いですし、リーディング専用のノートを用意しても雰囲気や気持ちが入って占いをより楽しめそうです。
その場合占った日の日付、占う内容、結果を書き留めます。簡単にメモ程度でかまいません。余裕があれば結果から感じたことや気付きなども追記しておくことでリーディングにより深みを持たせることができるでしょう。

別の記録方法としてはスマホやタブレットで展開したカードの写真を撮っておくこと。こちらは初心者の方に特におすすめしたい方法で、写真に撮っておくことでカードの絵柄をより早く覚えることに非常に役立ちます。
写真フォルダに貯めておいても良いですし、カメラ機能や画像表示機能のあるメモアプリに保存すれば詳細も一緒に文字で残せて便利です。

ルールや作法より楽しさやインスピレーションを大切に

タロット占いの一般的なやり方についてや、その他用意しておくとよいものについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

基本は冒頭に書いた通り『カードをよくまぜて並べ、引いたカードからインスピレーションを得て問題に対する答えを読み解く』ですので、正しさや間違いといったことにあまりとらわれずカードに触れることそのものをぜひ楽しんでみて下さい。