【状況や内容で選ぶ】スプレッドの種類

タロット占い実践

タロット占いの実際の手順は【誰でもできる】タロットカード占いのやり方にて解説しました。この記事ではタロット占いをする際のカードの並べ方(スプレッド)の種類を紹介していきます。

展開枚数が多いほど読み取りが複雑化する

慣れないうちは展開枚数が少ない方法で沢山占ってみるとよいかもしれません。朝にその日の運勢をワンカード(1枚展開法)で占うのもおすすめです。
もちろん展開枚数の多い方法を用いて一つの結果にじっくり向き合ってみるのも読み取りの経験になります。

回数を重ねるうちに自分の読み取り方(考え方や感じ方、物事の捉え方)やカード1枚1枚についての理解が深まっていくと思います。ぜひ気の向くままに占いを楽しんでみて下さい。

ワンカード(ワンオラクル):展開枚数1枚

【誰でもできる】タロットカード占いのやり方でも紹介した1枚のカードで占うスプレッドです。シャッフルが終わったタロットカードの中から1枚を選びます。

答えが一つのもの、YESかNOかを知りたいとき(カードの正位置が出たらYES、逆位置が出たらNOと判断)、今日の運勢など判断がつきやすいものや今現在の状況などを占うことができます。短時間で気軽にできるのが特徴。そのため質問事項を念じながらよく集中し、直感で選ぶとよいとされています。

シンプル・クロス:展開枚数2枚

2枚のカードをクロスさせたスプレッドです。シャッフルが終わったタロットカードの中から2枚を選び、クロスさせるように上下に重ねて置きます。

下に置くカードは縦に、上に置くカードは横に向きを整えてください。(カードの左側を天、右側を地とします)
下に置いたカードが問題・現在の自分の状況を、上に置いたカードが原因・その状況を妨害するものを表しています。

また横向きのカードには天地が存在するものの、このカードは占う内容のテーマを象徴するキーカードであるため逆位置で出たとしても常に正位置として解釈して下さい。

ツーカード(ツーオラクル):展開枚数2枚

2枚のカードを左右に並べて置くスプレッドです。左のカードが結果、右のカードが対応策を示します。他にも自分と相手など、他の対象に置き換えて占うことも可能です。より深く、詳細まで占いたい場合は展開枚数の多いスプレッドを用いてみるといいかもしれません。

スリーカード:展開枚数3枚

3枚のカードを左から順に並べて置くスプレッドです。左から過去、現在、未来を示し、時間の流れを表しています。そのため、一つの問題に対する1日から1ヶ月程の期間の動向を占うのに適しています。単に今日の運勢、今月の運勢などといったものをみることにも使えます。

以降も随時追加します。