この記事ではこちらで紹介したカードペンタクルの7「7 of PENTACLES」について詳しく解説していきます。
ペンタクルの7「7 of PENTACLES」の基本的な意味
◆ 正位置
- 努力の途中経過・一時停止しての見直し
- 成果を待つ段階・辛抱強さが必要
- 投資の見返りを考える・進捗の確認
- 成長と忍耐、試行錯誤
◆ 逆位置
- 報われない努力・効率の悪さ
- 忍耐切れ・焦り・怠惰
- 間違った方向への投資や無駄な努力
- 成果に対する失望
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 努力の方向性を見直す好機
- 無駄なエネルギーを手放してリセット
- 本当に望むものへ焦点を定めるチャンス
- 勇気ある撤退が新たな可能性を拓く
カードに含まれるモチーフ・象徴の意味
◆ 主なモチーフと意味

- 鍬に寄りかかりながらペンタクルの実りを見つめる人物:努力と結果を見つめ直す姿勢
- 7つのペンタクル:成長の段階、積み上げてきたもの
- 畑や作物:成果を得るまで時間がかかるプロセス・地道な労働の象徴
◆ 「7」の意味
- 内省・見直し・精神的な探求
- 人生のサイクルの中で「熟考・再評価」が必要な時期
- 数秘では「忍耐・探究・スピリチュアルな洞察」
仕事運における意味
◆ 正位置
- 長期的な努力が報われ始めるタイミング
- 計画や仕事の進捗状況を見直す段階
- 積み上げてきたものに手応えを感じられる時期
- 辛抱が成功の鍵
◆ 逆位置
- 努力が空回りしている感覚
- 成果が出ず、モチベーションの低下
- 無駄な業務や手法に時間をかけている可能性
- 結果ばかり気にして焦りが出る
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 効率的な方法や方向転換を見つける好機
- 現状を客観的に見直すことで軌道修正できる
- 真のゴールに気づき、エネルギーを再配分できる
対人運における意味
◆ 正位置
- 信頼関係の成熟・長い付き合いの中での理解
- 忍耐を要するが確実に育っている関係
- 距離を置きながら関係性を見つめ直す時
◆ 逆位置
- 関係に疲れてしまっている状態
- 頑張っても報われない・歩み寄りの空振り
- 惰性で続けている人間関係
- 見返りを求めすぎてしまう
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 関係の断捨離によって心のスペースができる
- 本当に大切なつながりを選別する機会
- 長期的なストレスを減らすきっかけとなる
恋愛運における意味
◆ 正位置
- 関係性の育成・時間をかけて深まる愛情
- 地道な努力が少しずつ実を結ぶ段階
- 焦らず相手と向き合うことで関係が安定
◆ 逆位置
- 恋愛に対する期待と現実のギャップ
- 努力しても関係が進展しないもどかしさ
- 一方通行な愛・報われない恋
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 自分の感情や恋愛観を見直し、より良い関係へ向かう一歩
- 無理な関係を見直して、心を解放するタイミング
- 愛のあり方を変えることで真の幸福へ近づく
金運における意味
◆ 正位置
- 資産形成・投資・貯蓄の途中経過
- 今は「育てている」段階で成果はこれから
- 計画的に進めていれば安定した未来が見込める
◆ 逆位置
- 無計画な支出・損な投資
- 貯蓄が思うように増えない
- 金銭の管理不足・投資の見直しが必要
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 支出の見直しによって家計や投資の健全化
- 貯金よりも「価値ある使い道」へのシフト
- 金銭感覚のリセットで運気が上向く
「ペンタクルの7」は「結果がまだ出ていないけれど、努力が実っていく途中」にあることを象徴しています。逆位置では見直しや修正の必要を示しますが、それは「方向を正せば必ず伸びる」という前向きなメッセージでもあります。
他の各カードの意味も解説しています。是非読んでみて下さい。
また一連の大アルカナ小アルカナのカードについて簡単に紹介している記事はこちらです。