この記事ではこちらで紹介したカードワンドの3「3 of WANDS」について詳しく解説していきます。
ワンドの3「3 of WANDS」の基本的な意味
◆ 正位置
- ビジョンの拡大・展望が開ける
- チャンスの到来・成功の見込み
- 期待・準備万端での旅立ち
- 努力が実を結び始める段階
◆ 逆位置
- 展望が見えない・期待外れ
- 遅延・準備不足・タイミングのズレ
- 自信喪失・慎重すぎる判断
- 努力の方向性が定まっていない
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 今は立ち止まって軌道修正すれば、大きな成果に
- 不安を感じるのは「成長の前兆」
- 内省を経て、本当の目標が見えてくる
- 諦めずに待てば、遅れていたチャンスが届く可能性あり
カードに含まれるモチーフ・数字の意味
◆ 主なモチーフと意味

- 遠くを見つめる人物:未来への期待、展望
- 3本のワンド:協力・安定・具体化された目標
- 海と船:チャンス、貿易、旅立ち、海外とのつながり
- 丘の上の視点:大局的な視野、俯瞰力
◆ 数字「3」の意味
- 成果の兆し・拡大・成長
- 協力関係・チームワーク・次の段階への進化
- 「1」で始まり、「2」で選び、「3」で動き出す
仕事運における意味
◆ 正位置
- 仕事が軌道に乗り始める・結果が見え始める
- 海外取引・拡大戦略・事業発展のチャンス
- チームワークが功を奏す
- 積極的な行動が吉と出るタイミング
◆ 逆位置
- 計画はあるが成果が見えない
- ビジョンの曖昧さによる停滞
- 外部要因による遅れ・中断
- 他人への依存が強すぎて前進できない
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 想定外の展開でも、チャンスはまだ残っている
- 慎重な再検討が成功につながる
- 視野を広げれば、今の状況にヒントが見つかる
対人運における意味
◆ 正位置
- 対人関係が安定し、未来に希望を持てる
- 信頼できる仲間との協力体制
- 関係が成熟し、より深まる流れ
- 距離はあっても心が通じ合っている状態
◆ 逆位置
- 仲間や人間関係の進展が滞る
- コミュニケーション不足による誤解
- 協力関係がうまく構築できない
- 遠距離・物理的距離による疎遠感
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 少しの働きかけで関係改善が期待できる
- 距離を置くことで見えてくるものがある
- タイミングを待つことで、信頼が深まるチャンスに変わる
恋愛運における意味
◆ 正位置
- 未来のある恋・関係が発展する流れ
- 遠距離恋愛や新しい出会いへの前向きな展開
- 気持ちが通じ合い、信頼が育つ段階
- 恋愛が次のステージに進む予感
◆ 逆位置
- 相手の気持ちや関係の方向性が見えない
- 距離感・タイミングの不一致
- 恋愛の進展を焦りすぎて空回り
- 期待した展開が得られない
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 今の足踏みは、より確かな関係を築くための時間
- 相手の気持ちを信じて焦らず向き合うことで、関係が整う
- チャンスを逃したように見えて、別の可能性が近づいている
金運における意味
◆ 正位置
- 投資や副収入の成果が出始める
- 長期的視野での収益計画が好調
- 海外や外部とのやりとりで金運アップの兆し
- 過去の努力が金銭的に実を結ぶ
◆ 逆位置
- 収益の見通しが立たない
- 過度な期待による落胆
- 外部との連携がうまくいかない
- チャンスを目前に迷いが出る
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 一時的な停滞の中にも将来の芽がある
- 金銭面の計画を再調整するチャンス
- 遠回りでも確実に利益を得る可能性が残されている
「ワンドの3」は「構想(ワンドの2)」を実行に移し、実際に成果が見え始める「拡大」のフェーズに入ったカードです。未来を見据えつつも、すでに動き出していることが特徴です。
他の各カードの意味も解説しています。是非読んでみて下さい。
また一連の大アルカナ小アルカナのカードについて簡単に紹介している記事はこちらです。