この記事ではこちらで紹介したカードワンドの6「6 of WANDS」について詳しく解説していきます。
ワンドの6「6 of WANDS」の基本的な意味
◆ 正位置
- 勝利・成功・達成感
- 評価・称賛・自信を得る
- 努力が報われる
- リーダーシップ・目標達成の喜び
◆ 逆位置
- 評価されない・結果が出ない
- 過信・虚栄・実力不足の露呈
- 期待外れ・成功の遅れ
- 自信喪失・認められないフラストレーション
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 見えないところで努力が着実に進んでいる
- 今は下積みでも、後に大きな成果につながる
- 外からの評価ではなく、内面の成長に目を向ける時期
- 本当の成功の定義を見直すチャンス
カードに含まれるモチーフ・数字の意味
◆ 主なモチーフと意味

- 白馬に乗る勝利者:栄光と称賛、他者からの認知
- 月桂冠・ワンドの装飾:成功・達成・名誉
- 行進を見守る群衆:社会的評価、仲間の支援、承認される立場
◆ 数字「6」の意味
- 調和・安定後の成功の循環
- 協力・受け取る喜び・人とのつながりによる成長
- 5の混乱から抜け出し、整っていく過程
仕事運における意味
◆ 正位置
- 成果が評価され、昇進・表彰のチャンス
- プロジェクトの成功・リーダーシップの発揮
- チームや上司からの信頼が高まる
- 周囲から認められるキャリアの進展
◆ 逆位置
- 努力が報われず、評価されない
- 成功を急ぎすぎて足元を見失う
- 周囲との温度差・嫉妬や誤解を受けやすい
- 一時的な停滞や遅延
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 今は評価よりも自分の実力を磨く好機
- 静かな実績の積み重ねが、後に大きな結果を生む
- 真のリーダーシップとは何かを見直すきっかけになる
対人運における意味
◆ 正位置
- 周囲からの信頼と尊敬を得る
- 仲間やグループ内でリーダー的存在になる
- 承認欲求が満たされる
- 認められることで良い人間関係が築ける
◆ 逆位置
- 評価されない・誤解される
- 自信過剰が摩擦を生む
- リーダーシップが空回りしやすい
- 周囲との関係に距離を感じる
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 表面的な評価に振り回されず、誠実なつながりを大切にする機会
- 内面的な自信を育むことで自然と人が集まるようになる
- 今は自分を深く知る時期と捉えると関係改善が進む
恋愛運における意味
◆ 正位置
- 恋の成就・想いが届く
- 恋人との関係が周囲に祝福される
- 理想の相手との関係が始まる
- 自信を持って愛を伝えられる状況
◆ 逆位置
- 片思いが報われない・アプローチが空回り
- 恋人の気持ちが見えない・誤解が生まれやすい
- 恋愛で承認欲求を満たそうとしすぎる
- 過剰な自信が相手にプレッシャーを与える
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 自分の魅力を見直す時間にできる
- 本当の愛は評価ではなく、理解と共感から始まる
- 今は内面の成長と魅力の熟成期間
金運における意味
◆ 正位置
- 収入増加・成功報酬の獲得
- 努力に見合った利益を得る
- 地位や収入の安定
- 投資や事業の成功
◆ 逆位置
- 報酬が期待に届かない
- 評価のズレから収入が不安定に
- 成功の見返りが得られにくい
- 虚栄心による無駄遣いの可能性
◆ 逆位置をポジティブに捉えるなら…
- 金銭面の期待値をリセットし、堅実な収支を築くチャンス
- 過剰な報酬よりも長期的な安定に目を向けることで財運が整う
- 確実な努力が、いずれ信頼と報酬につながる
「ワンドの6」は戦い(ワンドの5)を乗り越えたあとの「勝利の凱旋」を意味するカード。努力や苦労が報われ、周囲からの称賛を受ける場面が期待されます。ただし逆位置では「過信」や「期待しすぎ」に注意が必要です。
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